あるまじろの読書日記

「なぜ、本を読むんだい?」「そこに本があるからさ!」興味のあるテーマは歴史とサイエンス。アラサー。関東在住。文章力が低く時折エラそうな書き方になりますが、どうかご容赦ください。( ̄ー ̄;

サイエンス

人はなぜエセ科学に騙されるのか

『COSMOS』をはじめとした宇宙関係のベストセラーで有名な科学者、カール・セーガンの書。タイトルから今一つ内容が想像しにくいが、「科学とは何か」「科学的とはどういうことか」がテーマである。科学者を志す人はもちろん、一般人にとっても大いに勉強に…

入門経済思想史~世俗の思想家たち~

大人になってから、経済を学びたいと思った人は多いのではないだろうか。 経済関連のニュースを理解できるようになりたいとか、資本主義、社会主義、共産主義のような、半ばイメージだけで語られている言葉について、本質を理解したいという思いを持っている…

地底旅行

『海底二万里』『八十日間世界一周』などでお馴染み、ジュール・ヴェルヌの作品。 ジュール・ヴェルヌの作品は、どれも自然科学に忠実である点に特徴がある。もちろんヴェルヌは19世紀に生きた人間なので、今から考えると誤った理論もあるのだが、それでも当…

ノーベル賞受賞者特別寄稿・好きなことをやれ!!

欧米のノーベル賞受賞者の伝記が詰まった本。何と集英社出版で、週刊少年ジャンプ特別編集である。20年以上前の古い本で、恐らくほとんどの人が知らない本だが、とても読み応えがあり価値の高い本だと思う。仮になくしたら、1万円払ってでも買い直すと思う。…

数学者たちの楽園

久々のサイエンスネタ。 本書は、アメリカのご長寿コメディ・アニメ『ザ・シンプソンズ』とその脚本家たちの舞台裏に迫ったノンフィクションである。 ザ・シンプソンズは日本で言うならサザエさんに近いと言えば分かりやすいだろうか。基本的に一話完結で、…

理系の子

アメリカには高校生向けのサイエンス・フェアという科学コンテストがある。そのサイエンス・フェアに出場した数人の子供たちのエピソードが紹介されている科学ノンフィクションだ。 大人であろうが、子供であろうが、何か大きな物事を成し遂げる人たちはどこ…

宇宙創成

先日、上野の国立科学博物館に行ってきた。 お台場の日本科学未来館も良いが、あちらが最新の科学技術が中心なのに対して、国立科学博物館は植物、動物、地学、化学など幅広いテーマを歴史的に扱っている。個人的に、こんなに楽しい場所は中々ないと思う。好…

2035年 火星地球化計画

惑星移住が未来に実現するとしたら、その最有力候補が火星だろう。距離的にも環境的にも、地球からの移住に可能性が残されている。 しかし、現状では人は住むことができない。火星を人が住める星にするには、火星を地球に似た星にテラフォーム(惑星改造)す…

COSMOS(上)

今から2200年以上も昔に地球の長さを測定しようとした、ギリシャ人のエラトステネスという男がいる。当然歩いて測ったわけではない。当時はまだ全世界が全て明らかになっていない時代で、ギリシャ人は南北アメリカ大陸やオーストラリア大陸の存在を知らなか…

NASAより宇宙に近い町工場

誰かに勧めたい本で個人的No1に推薦したいのがこの本。結構有名な本なので、知っている人も多いと思う。現代社会を生きていると、様々な理想と現実のギャップに悩むことがあるが、この本はそうした悩みに対して明確なアドバイスをくれる本だ。 世界中の人…

化学の歴史

個人的に好きな作家ベスト5に入るであろうアイザック・アシモフの化学本。化学という学問の歴史を振り返るにあたり、これほど素晴らしい本はなかなかないだろう。化学の思想と研究がどのようにして始まり、今日に至るのかがこの一冊で理解できる。化学を勉…

科学者は戦争で何をしたか

ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授の著書。益川教授と言えば、ノーベル賞受賞時の感想を聞かれて「うれしくない!」と答えたユニークなキャラクターの印象しかなかったが、このような本も書かれていたことを初めて知った。 本書のテーマは「科学と社会…

住んでみたい宇宙の話

高校での物理の履修率30%、地学の履修率5%というデータがあるらしい。物理も地学も宇宙に関係してくる重要な分野だが、高校生にとっては人気があるとは言い難い。そもそも、地学の授業が履修不可能だった高校も多いのではないか。私の高校にも残念ながら地…

ニコラ・テスラ秘密の告白

本書は科学者ニコラ・テスラがおよそ100年ほど前に出版した2冊の本をまとめた邦訳である。ニコラ・テスラの言葉をそのまま読みたい人は是非本書を読むと良いだろう。 グーグルのラリー・ペイジやスペースXのイーロン・マスクが影響を受けた人物ということで…

放浪の天才数学者エルデシュ

ポール・エルデシュというハンガリー生まれのユダヤ人数学者の物語だ。数学マニアには有名な人らしいが、私はこの人のことは知らなかった。 エルデシュは、同時期にいたアインシュタインやノイマン、ゲーデルらと同じような天才である。彼はハンガリーで生ま…

フェルマーの最終定理

中学校で数学が苦手になり、高校で文系クラスに逃げ、「数学なんて使わないし面白くないぜ(`×´)」と思っていた自分に、数学に対する興味を持たせてくれた記念すべき本。数学の世界で長いこと誰も証明できなかった「フェルマーの定理」とその証明にまつわる…