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あるまじろの読書日記

「なぜ、本を読むんだい?」「そこに本があるからさ!」興味のあるテーマは歴史とサイエンス。アラサー。関東在住。文章力が低く時折エラそうな書き方になりますが、どうかご容赦ください。( ̄ー ̄;

嫌われる勇気

読書

             

1、2年前にベストセラーになった本。

アドラー心理学の考え方を対話形式で分かりやすく紹介した入門書だ。

ちなみに本書の続編『幸せになる勇気』もベストセラーになっている。

このシリ―ズがベストセラーになるあたりに、今の日本人に共通する大きな悩みが表れている気がする。多くの日本人は、本心ではもっと別の生き方がしたいと望んでいる。しかし、頭では思っていてもみんな実行できない。

自分だけの道を進むことはリスクを伴う。転職や事業に失敗して生活のレベルが今より下がるかもしれないし、家族や友人たちから止められるかもしれない。世間でいう所の「負け組」になるかもしれない。それなら現状の方がまだマシか・・・。

日本には失敗をことさら大げさに捕らえる風潮と、過度に世間体を重んじる雰囲気がある。だから、現状に不満を漏らしながらも生活を変えられない人が多いのだろう。

本書はそんな人達に真っすぐなメッセージを送ってくれる。

周囲に、世間に嫌われてもいい。

嫌われても自分の道を進む勇気を持とう。

タイトルにもなっている「嫌われる勇気」とはそういう意味だ。

しかし、この手の話はアドラー以前からあったことで、決して目新しいメッセージではない。古くはローマ皇帝マルクス・アウレリウスも似たようなことを言っている。色々な時代で同じようなことを主張していた人はたくさんいたのだ。

二千年以上経っても人の根本的な悩みは変わっていないのかもしれない。

ただ、身分制や奴隷制などで束縛されていた時代と今とでは、自由度がまるで違う。今は住む場所も、仕事も、結婚相手も、全てを自分で決めることができる時代になった。

そういう意味では明らかに進歩していると言える。

足りないのは、本書のタイトルにもある「勇気」だけ。社会風潮や世間の雰囲気はさしずめ「お化け」とか「妖怪」のようなもので、実体ではない。また、「~しなければならない」とか「~すべき」とか、人に口出しするのが好きな偉い人達も無視していい。

みんな好きなように生きていい。

 

以下、本書の核となるメッセージ。

・承認を求めることは縦の関係性の中に生きること
・他人に嫌われてもいいという勇気を持つことで自由が得られる
・過去も未来もなく「今この時」を精一杯輝かせる努力をすることが大事
・他人に貢献しているという主観が幸福への道
・人を敵としてみるか、仲間として見るか
・他人との競争の中に生きない
・人生のライフスタイルは自分で選択することができる

 

僕も好き勝手に生きつるもりだ。

ハッキリ言って毎日働くのは苦痛だ。労働の大半も、結局は時間の無駄遣いでしかないと思っている。必要以上の金儲けにもあまり興味がないし、高い洋服とか車にも興味はない。

大量の本数人の友人がいれば楽しく生きていける。

あとは書くことが好きなので、書く時間があれば十分。

ニューギニアのジャングル民のような、なるべく持たない暮らしが個人的な理想だ

そんなテキトー極まりない暮らしをこれからも目指していきたいと思う。